賃貸特約事項
契約書の条文以外で特約する場合に書かれる事項です
お部屋をお貸しするにあたり、予め契約書に記載されている条文以外の事項について、特約する場合に書かれる事項のことです。
契約には、法律で定められ絶対に守らなければならない「強行規定」、そして、契約書に記載しない事柄について法律が補充的に適用してくれる「任意規定」があります。
任意規定は当事者の合意があると排除できるため、両者の合意によって新たに規定した条項を「特約」といいます。
特約を結ぶと、民法などが現代社会に合致しなくなっている場合、これを排除することが可能となる場合があります。また、後々トラブルになりそうな事項に於いて、予め適切な規定を設けておくことで争いの際の処理が容易になる、などの利点があります。
個々の事情に最も適した形で契約を締結できる、という点も大きな特徴です。
個々の物件に応じた契約内容が記されている場合があるため、契約時には必ず確認しておくことをお勧め致します。