家事動線/生活動線

家事動線/生活動線(かじ/せいかつどうせん)とは、調理や後片付け、洗濯、掃除、ゴミ出しといった家事全般や、身支度、トイレ利用、食事などの生活に伴って、人が良く歩き動いて利用する軌跡を、それぞれ予測したり、実測して集約した線のことを表します。

簡単に言えば「普段生活していて、このへんをよく歩いたり、このへんでよくここを触るよね?ここを触るのは一日に平均して何回くらいだった」という線です。

建物を設計するときや、インテリアをレイアウトするときによく使われる他、道路や公共交通、工場や、学校幼稚園などでの事故防止など、非常に広い範囲で良く用いられている、設計や改善のために行われる予測や調査の手法です。予測や実測で調べた後、実際に線として描かれたのちに、設計等に反映される場合もあれば、パーツごとに平均値があるため、これらを使って大体の所を計算して利用している場合などもあります。

いずれにしても、これらが意識されて設計されている物件は、非常に使いやすく、無駄がない、「設計士さん、やり手!」と感じさせてくれるお部屋が多いのです。

ちなみに、不動産物件では他にも、万が一の事故の時…火事、地震、洪水、近隣大事故、犯罪発生中などに利用する、各種の避難動線なども大切なものです。

これらは発生地点などをもとにして、複数予測しながら建物内外自体を設計することが多い他、しっかりした不動産管理会社では、近隣の街の変化に対応して、建物から定められた周辺の避難場所への避難ルートに関しても、逐次見直しを行っています。

ハウスマイルのお部屋探しの物件情報ページではそれぞれ個別に地図を表示中です。この地図内で、任意の場所、たとえば広域避難場所や、近くの学校、公的施設などの避難場所をクリックすると、そこまでの経路と距離、所要時間について地図上で、インタラクティブに即表示できます!

お部屋探しの際には、快適さはもちろん、安全性が前提として大切ですね。家事動線、生活動線は、VR内見で、そして避難動線は物件情報の地図で、それぞれご確認いただきながら、満足&納得できるお部屋を探してみてください♪