不動産DX
データ化やデジタル技術等の導入によって不動産企業活動や企業自体を変革向上させることです
不動産DX(ふどうさんでぃーえっくす)とは、「不動産デジタルトランスフォーメーション」の略語のことです。不動産分野において、データやデジタル技術を活用することで品質、業務といった企業活動と、企業そのものを変革し、企業価値自体や企業の競争優位性をたかめていくことを表しています。
経済産業省が、2018年に出している「DX 推進ガイドライン※」によると、不動産DXとは『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。』とされています。
近年は、さまざまな業界やサービス、公的機関などでの手続きでも、IT技術や文書データだけで行える契約やその他手続きが増えています。
ですが、不動産業界の各店等ではIT技術やデータ化、各種のデジタル技術等を導入しているところはまだ半数ほどなのが現状です。書類を必須とする契約部分などが業務の中でも多く、とくに、契約にかかわる各種の書面や告知事項などの文書生成や、お部屋探しの際の各種情報提供では、類型化されている部分も非常に多い分野です。ゆえに、DX化しやすい土壌は整っています。
物件ごとの細部の情報に至るまでを、データベースなどで見える化しておくことで、入居者からの不満や修理等履歴をはじめとする物件管理や、ご紹介中物件についての手続きやが効率よくできるようになります。長期的な修繕計画や修繕管理等においても、より細やかなチェックと実現、オーナーへの提案等も可能となり、結果として不動産価値は高まります。
不動産DXの導入によって「これまで以上に借り手や貸し手に密着したサービスの実現と、不動産価値へのフィードバックが実現できる」点は、トータルで見て非常に大きく明確な価値創造につながるとして、現在導入が進みつつあるところでもあります。
ハウスマイルでは、VRによる物件情報提供や、AIによるお部屋探しアシスト他、かねてより不動産テックを広く開発&導入しています。大手不動産サービスサイトではなく、自社開発提供の不動産情報の各種サイトをはじめとして登録されている物件情報にも、もちろん不動産DXを採用中。
デジタル技術+スタッフ一人一人のあたたかなサービスで、みなさまの新生活をサポートできる存在でありたいと、ハウスマイル一同、日々取り組んでいます!
※経済産業省「デジタルトランスフォーメーションを推進するための ガイドライン (DX 推進ガイドライン) Ver. 1.0」