オープンハウス
現地、物件内覧会のことです
これから完成する建築物件や、建築直後物件、積極募集中の経年数物件などで行っている、現地物件内覧会のことです。
オープンハウスはOH、オープンルーム、ORとも呼ばれている、お部屋探しの方向けの現地物件内覧会を指すことが一般的です。賃貸物件の大家さんや不動産会社、建設を請け負っているハウスメーカーや不動産販売会社などが、それぞれ主催しているケースがあります。シルバー向け物件などでも、同じ名前での現地物件内覧会が行われていることもあります。
特に、これから完成する建築物件の中で最初に仕上がった戸室や、建築中物件や建築直後物件などで、近隣住民やお部屋探しの方向けにその魅力を伝えたい時、入居者を積極的に募集している経年数物件などでよく行われます。この日だけは、予約なしでだれでも来訪して見学できる、といったシステムが一般的です。
建物自体が一定の時間帯に開放されているだけのものや、担当者が物件前や物件内で説明会や相談会などを積極的に行っているものなど、主催者や不動産会社、大家さんにより内容は様々です。
最も多いのは、完成後や工事中、内部の清掃やメンテナンスを終えた物件の内部を見せながら、賃貸借契約や売買契約、物件予約契約までを結ぶことができる内覧会です。
入居者にとっては、現物を見ずに契約することも多い完成待ち新築物件で、現地で物件のモデルルーム的な部屋を見て選ぶことができるため不安がなくなるといったメリットがあります。オーナーにとっては、新築から長期にわたり居住してくれる良質な顧客獲得につながるほか、物件周りに居住している現在の住人たちと、新たに居住しようと思っている人たちのコミュニケーションに役立つこともあります。さらには不動産会社等にとっては、早い賃貸契約締結が入居までの間の資金確保などにもつながる、といった、3方全得のメリットがたくさんあるのがオープンハウスです。
とくに家族向け物件や新婚向け物件などで、新築にこだわりがあり、一度居住したら長く転居せず暮らしたいといった顧客には、このオープンハウスを比較検討したうえで物件が選ばれることも多くなっています。
また、不動産会社等によっては、オープンハウス時に契約した顧客の要望にあわせて、賃貸物件などの一部をカスタマイズしてくれるといったサービスを行う物件などもあり、非常に人気が高くなっています。
オープンハウスの主催者によっては、この日にあわせて、模擬店やさまざまなイベントを行っているところなども良くあります。小さな地域のお祭り気分でお部屋を探している人や地域の住民の皆さん、そして建築や賃貸契約に今後関わるかもしれない顔ぶれが確認できます。
入居を決めるのに悩んでいたが、オープンハウスに参加したことで、地域の人や街の様子がよくわかり、賃貸ながら街への理解や、住み始めてからの愛着が増したという方も多くあります。
もしオープンハウスが開催されていたら、まずは気軽にちょっと覗いてみる…のをおススメします!