用途地域
国が市街地を計画的に形成させるために設定した、13種類の用途別の地域区分のことです
用途地域とは、国が市街地を計画的に形成させるために設定した、13種類の用途別の地域区分のことです。
さまざまな細かい規則があり、住居系8地域、商業系2地域、工業系3地域と大きな3つの区分の中に、13種類の地域区分が入っています。この分類で指定された以外を新たに建てることは出来ず、店舗やコンビニ、娯楽施設などの設置をはじめ、街の発展や住民利便性にも大きく関連しています。
賃貸のお部屋探しに限って言えば、その建物がある地域が、工業地域や準工業地域なら職住近接で便利ですが、今後さらに工場などが進出する可能性もあり、毎日にぎやかな環境となる可能性も含みます。或いは静けさを求めて第一種低層住居専用地域を選べば、小さな商店はあっても、一般的なコンビニやそれ以上の大型店舗は。地域の区分が変更にならない限りは今後も立地する可能性は低いとなります。
また、用途地域とは異なり、土地の用途で道路予定地といったものも存在します。
これは、数年から数十年後にその土地に道路建設がされたり、道路建設のために土地の一部が失われますよ、といったことを表します。すでに建物がある場合、建設に伴って退去を求められたり、建物の一部を無くす工事を行うなどの可能性があります。
ですが、現在建物がある敷地は住宅地で、空き地の道路予定地が面しているといったケースでは、道路建設が無くならない限りこの道路予定地には今後道路が建設される可能性が高く、建物ができる可能性が低いと言えます。これはなわち、日当たりや風通し、視界が確保されやすい、ということを表します。
こういった条件は、単に物件詳細に掲載されている文字だけではなく、周辺状況や立地、町の変遷も含めて個別にしっかりと判断する必要があります。
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