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契約アンペア変更

四国電力エリアではアンペア数による契約はありませんが、住宅内設備については注意が必要です

契約アンペアって何?」と思われた方も少なくないかもしれません。

実は、四季を通じて日差しが降り注ぐ四国においては、電気エネルギーも余力があるエリアといえます。これを受けて、電力使用に際する契約では、契約アンペア制度ではなく、使用量だけで電気料金が決定される最低料金制度を採用しています。

この制度では使用量に応じて課金されるため、とくに大量の電気を使用しても問題はありません。

宅内にある分電盤の中には、アンペアブレーカーやサービスブレーカーと呼ばれるスイッチや、漏電ブレーカーや安全ブレーカーと呼ばれるスイッチ部分が入っています。古い機種の中には、分電盤内の設計上、一定以上のアンペア数の電気が流れると、自動的にブレーカーが落ちる場合があります。

住宅の設計にもよりますが、直接、各戸の分電盤まで四国電力の送電網が入っている場合、殆どのアンペアブレーカーやサービスブレーカーは、既にアンペア数によらないタイプに交換済みです。ですが、古い物件でしばらくの間使用されていなかった場合などに、まだ交換されていない機種であることもあります。

こういった場合には、電力会社に電気利用開始の連絡をした時に、住宅の設備の点検や工事が発生することがあります。

サービスブレーカーまでの間は無料での工事となりますが、そこから先の部分は通常は不動産管理会社や大家さんの負担で、工事が行われます。

建物全体に引き込まれている電気設備の容量や、エリアの配電網設備の関係によっては、申し込みをしてもすぐに工事が行われない場合もあります。また、建物全体の容量の事情で、工事自体が行えないという場合もあります。

自前の費用で工事を行って貰うという方法もありますが、2020年4月に民法が改正されて以降、不動産会社や大家さんの負担で実施されると判断されるほうが多いかもしれません。

ちなみに、宅内分電盤のみの変更工事の場合、通常5万円前後の価格でほぼ行えます。その他に住宅内配線などを変更する場合は、さらに金銭がかかるとみておきましょう。

四国以外のエリアでお部屋探しをされた方は、不動産内見時の分電盤について違和感を感じた方も少なくなかったかもしれません。四国に暮らしていると馴染みがありませんが、全国のほとんどのエリアの電力利用契約では、通常各世帯ごとに契約アンペアという区分が設けられています。

これは、常時最大で何A(アンペア)までの電気が使えるかという制限です。宅内の分電盤〜物件内見時に玄関先などで電気のスイッチをONにしますが、あの部分に、大きくアンペア数が書かれたスイッチが付いています。徳島県出身の方の感じる、違和感の原因はコレです!

ここに書かれている制限A数を超える電気が流れた場合は、分電盤の白やクリーム色の薄型の箱の中で、アンペアブレーカーやサービスブレーカーと呼ばれるスイッチがOFFとなります。通常、一番左側についている大きなスイッチがこれで、中にはヒューズが切れるタイプもあります。

ヒューズが切れた場合、換えのヒューズを装着しなければなりませんが、各電力会社エリアでは、ほとんどの物件で既にスイッチ型のブレーカーに交換が済んでいます。

この契約アンペア数ですが、通常一人暮らしでは、20-30A程度の契約の物が多く、家族4人世帯で40-60Aあたり、というのが目安となるでしょう。

賃貸物件では、建築の時点で入居者の人数、間取りに応じて供給される電気の総量の大枠を決めており、この範囲内で、各部屋の入居者人数にあわせて、おおよそのアンペア数を割り付けています。ですが通常は、分電盤などの設備にゆとりを持たせて設計施工されていることが多く、多少の増分には対応できます。

在宅オンライン勤務や授業などで、電気を多く使うようになったというご家庭では、電力会社に連絡することで、この契約アンペアをあげることができる場合が多くあります。

ですが、分電盤の中の漏電ブレーカーや安全ブレーカー部分がそのアンペア数に対応していない場合は、不動産管理会社や大家さんに相談し、容量をあげたり設備を新しくする必要があります。通常、よほど古い分電盤設備でない限り、このレベルのアンペア数には対応しています。

ところで、アンペア数契約によって、電気料金の基本料金部分は大きく異なってきます。単身用物件の場合、30アンペアが目安です。

あまり電気は使用しないという方は、電力会社のお知らせを確認し、月別の料金分析などから必要分を知り、契約アンペア数をできるだけ下げるよう契約を変更するのも良いでしょう。

アンペア数によって電気の基本料金が異なるので、必要以上に大きな数値で契約をしている場合は電気会社に連絡をし、アンペア数変更の手続きを進めましょう。

ちなみに、どうしても電気料金の支払いがほんの数日間に合わないがために、電気が止められたという経験のある方も少なくないかもしれません。そんな方には、一部朗報です!

実は、電力会社に事前に連絡をしておけば、電気が止められている期間でも、小さな灯り1つをともせる程度なら電気が使用できるよう手配して貰うことができます。電力会社の窓口に電話相談をして、対応可能な物件設備の場合に適応されることがあります。

利用できるかどうか、あくまでも運という部分もありますが、生活には欠かせない電気については、こんな方法もあることを覚えておくと便利です。こういったあらゆるライフハックの収集は、非常に大切な社会勉強といえるかもしれません…

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