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フルフラット設計

ドア枠や引き戸用レールから、壁面や設備含めて、あらゆる段差をなくした設計施工のことです

フルフラット設計には、非常に広い概念が適応されます。

よく不動産広告などで見かけられるフラットフロアは、「ドア枠や引き戸用レール含めてあらゆる床面段差をなくした設計施工」と、床面部分のフラット化に限ったものです。

そのフラットフロアを含めて、キッチンやドアなどのでっぱりを極力少なく広く直線化しているほか、壁面などから出ているレンジフードや構造梁、引き戸収納部のでっぱりを全て壁面内に納めているものなど、これら全てを含めてフルフラット設計と呼んでいます。

障がい者や子供、高齢者、ペットなど、あらゆる世代の住まう人にとって、だれもが同じように事故なく快適に過ごせるための「ユニバーサルデザイン」や「バリアフリー」発想が広く浸透しました。そしてこの十年ほどの間には、暮らす家を選ぶ時にも「家は、世代を超えて住まうもの。現在は必要がない世代であっても、誰にでも暮らしやすくといった点を意識して、あらかじめ設備を組み込んでおくのが設計のポイント」として、このフルフラット設計が広く採用されるようになりました。

賃貸含めた不動産業界では、フラットフロア設計だけでもフルフラット設計と呼ばれていることが多く、さらに壁面のでっぱりなども抑えた設計も、フルフラット設計として共通に呼ばれています。そのため不動産広告を確認するときには「フルフラット設計」と書かれている場合、床だけなのか壁面や空間全体なのかを含めて、しっかり確認することが必要です。

また、フルフラット設計は、インテリア上もとくに使い勝手が良い、家事動作が少なく楽にできる、居心地が良いとして人気があります。

掃除のしづらい水回りのカウンターやダクト、風呂場脱衣室、トイレ設備などのエリアでは、設置物を平らな壁面やカウンター内に組み込んでしまうタイプのフルフラット設計もあります。この設計では、すっきり隠せる、作り付けの収納が多くなることからいつでも片付いて見える、物が少なく見える、といった機能性イメージがあり人気です。

さらに、居住者の室内移動などの際にもつまづきにくい、ぶつかりにくいなどのほか、ロボット掃除機も含めた掃除のしやすさ、窓から直接障害物がなく採光や通風できることからも人気です。

とくに壁面や床のでっぱりを抑えたタイプは、窓から差し込む光や天井照明からの光がむらなくいきわたるため、室内の光のグラデーションが生まれます。これにより、実際よりも高さ広さが大きく感じられ、高級感が演出できます。

高級物件などでは、フルフラット設計と窓からの採光、住まう人の使い勝手の良さを計算しつくした各所の寸法(=モジュール)を取り入れた設計も増えています。

フルフラット設計タイプは非常に人気が高く、数か月待ちとなるほどの人気物件でもあります。

とくにフルフラットのような機能性と見た目の両方を重視したお部屋探しの際には、各戸室部に限らず、共有部分の設計もフルフラットになっているかどうかもチェックしてみてください。そこで日々暮らす際の生活動線やレイアウトなども、しっかりイメージしておきましょう。

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